随分間があいてしまいましたが、ようやく始動です。
早速昨年からのやり残し、ICEpower整流部の出川化するパワータップを仕上げました。
上はSoundBridgeのPSU
箱がデカ過ぎた。
吊り下げ構造になってます、真鍮スパイクは糊付け(
良く言えば素朴な感じに仕上がりました。
ダイオードですが高耐圧のショットキーは高いし、新しいシリコンカーバイド製はまだあまり出回っていないので日本インターの30PHA20を直列に耐圧を稼いで使用しています、直販で購入すると50個単位ですが@52円でお買い得です。
製品版を使うならB12A30HVとかB24A30HVあたりになると思います、ダイオードの直列はスマートでないし耐電流に余裕があるので製品版をお勧めします。
見えないですがメイン、補助それぞれにCPM効果を期待して回生ダイオードをパラっています。
コンデンサはニッケミの汎用KMM200V、メイン820μF+補助1640μF、最初はこの倍でしたが突入電流でヒューズ、補助側のダイオードが飛ぶので半分にしました、対策にパワーサーミスタを入れた方が良いですね。
コンデンサを砥石(緑色炭化ケイ素系)で固定する予定でしたが硬くて加工断念、代わりに木片で固定しています。
音は繋げたところなのでまだ何とも言えませんが出川式特有の”静けさ”を感じますね、しばらく様子をみて安井式フィルターなんかも入れたいと思っています。
コードの途中に箱が付いてるだけでもう只ならぬ雰囲気、ハッタリだけは十分なようです(笑
追記
まだ通電して丸一日ほどですが雰囲気が一変しました”静けさ”の中から音が立ち、彫りの深さがでてきました、回生ダイオードをパラった効果か低域も伸びています。
過去何度か体験していますが紛れもなく出川整流の音ですね、DACの電源部を全てディスクリート+出川化した変化にも驚きましたが、これも同じくらい変化があります。
聞きなれたソフトで新しい発見があるのは嬉しいですね^^v
PFCもそうだと思いますがスイッチング電源の整流部を改善するアプローチは間違いないと思います、さらに2次側のコンデンサも容量アップ+ダイオードをパラするとより効果が高まりそうです。
このパワータップ本体を弄ることなくケーブル交換感覚で本質的な改善を見込めるのでお勧めです、気づかれた方は凄いな~
さらに3日後・・
いあー凄い凄い、丸一日程度じゃまだまだ本調子ではなかったようです。
解像度が上がりレンジも上下に伸びます、静寂の中から音像はより速く締まって立ち上がります。
一言表すとリアリティー臨場感が段違い!
いかに音がスポイルされていたのか分かります、ちゃんとIcepowerの音なんですが別物へと進化したような印象です。
これでスイッチングハブ、SoundBridge、DACプリ、パワーアンプと出川化できました、スイッチングハブ、パワーアンプはスイッチング電源1次側の改良、他はリニア電源と同列に比較できませんがパワーアンプが一番効果があったように思います。
pc(ファイルサーバー)を出川化するとオールDになるなぁ
■Dクラスアンプモジュールを一挙聞き比べ
ICEpower代表は電源別の250A、リニア電源のICEpowerはどんな音がするんでしょうね、個人的に魅力を感じている”低域の反応の良さ”はどうなるのか興味深いところです、また250Aは前段オペアンプへ別給電できるのも魅力です。
製品としては昔あったAcoustic Realityの三角とかH2O audioとかですね。
個人的に大注目の250Aですが結果は散々なようで、見てもらえばわかるのですがぶっちぎりの最下位、まぁ好みは人それぞれなんですが気になりますねw良い様に受け取って他とは違った音がするのかな・・(^^;
逆に評価が高いのはNewClassD NCD04、Hypex UCD180HG。
NewClassDからリンクされてたので太鼓記事かもしれませんが、前段のオペアンプでがらっと印象が変わってるようですね、UCDはオペアンプによってグレードが分かれていて、前段用のディスクリートレギュレターまで用意されていますね。
UCDも面白そうだなぁ
2009/03/07
DC140V(2)
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